2015-06-05 7月21日講演会開催のご案内

Post date: Jun 5, 2015 1:27:22 AM

「第3回システムアシュランス研究会・第3回DEOS標準化部会講演会合同開催」のご案内

主 催神奈川大学総合理学研究所

神奈川大学プログラミング科学研究所

社)ディペンダビリティ技術推進協会(標準化部会

日 時:2015年7月21日(火) 15:30~18:00

会 場KUポートスクエア(横浜みなとみらい)

定 員:50名(先着順)

参加費:無料

プログラム

15:30~16:20 「サービス化する経済における標準化」(大芦誠/日本規格協会)

16:30~17:10 「DEOSライフサイクルモデルについて」(武山誠/神奈川大学)

17:20~18:00 「IEC 62853 オープンシステムズディペンダビリティの最新動向」(木下佳樹/神奈川大学)

18:30~ 懇親会 (場所:会場周辺、費用:4,000円程度)

お申込み:ここからお申し込みください。

上記リンクからお申し込みできない場合は、下記問合せ先までメールにて、お名前、ご所属機関、ご所属部署、懇親会参加可否をご連絡ください。

お問合せdeos-standard@progsci.info.kanagawa-u.ac.jp

講演概要

講演1「サービス化する経済における標準化」 スライド

講師:大芦 誠/日本規格協会 規格開発ユニット 主席専門職

従 来「標準化」といえば製造業が中心であったが、経済がサービス化し、モノとサービスとの融合が進む中、サービス業に関する標準化も進められている。そこで 今回は、サービスとは何か、標準とは何か、そして、 サービスに対してどのようなアプローチがあるのかをレビューし、サービスやシステムといった「無形物」に対する相互理解を進めるためのヒントを考える。

講演2「DEOSライフサイクルモデルについて」 スライド

講師:武山 誠/神奈川大学 プログラミング科学研究所 研究員

DEOS プロセスは、変化対応サイクルと障害対応サイクルからなる2重ループ図によって象徴される。しかし、図の意味するところは必ずしも明確でなく、OSDのア シュランス議論を支えるライフサイクルモデルとするには数理的なモデル化が必要となる。本講演では、2重ループをペトリネットとしてモデル化し、アシュラ ンス議論に必要なプロセスの仕様記述と実装・実施証憑の記述の枠組みとして用いる方策について述べる。

講演3「IEC 62853 オープンシステムズディペンダビリティの最新動向」 スライド

講師:木下 佳樹/神奈川大学 理学部 教授

オー プンシステムズディペンダビリティ(OSD)達成の要件に関する国際規格IEC62853/Ed1.0 2CD(IEC TC56 PT4.8 にて制定作業進行中)の内容を紹介する。第二回講演会では1st Committee Draftの概要を紹介したが、その後、本年4月に2nd Committee Draftが各国委員会に配布された。この草稿に基づき、OSD達成のための四つのプロセスビュー(Consensus Building, Accountability Achievement, Failure Response,Change Accommodation)および、DEOSプロセスに相当するDEOSライフサイクルモデルを解説する。これらの理解を助けるため、ISO標準におけ るシステムライフサイクルプロセス、システムライフサイクルモデル、プロセスビューなどについても簡単に解説する。